小笠原クルーズ(7月16日 午後)
今日は、【小笠原固有種ハイキング】に参加します。
昨日同様、お迎えの漁船で父島に渡り、
ガイドさんの車で、この二見港をぐるっと回り、
写真の船の向こう側をさらに南下する予定です。
港を出て暫くは、綺麗な海岸を見ながらドライブ。
目的地は<コぺぺ海岸>
地元の方が海水浴に来てらっしゃいました。
皆さん、ノンビリしてらしてとってもいい雰囲気。
我が家の海水浴とは全然違います(笑)
あるのは、四阿と砂と青い空にボニンブルーの海のみ。
因みに、ボニンとは小笠原の事です。
外国の方が「無人島」を聞き間違えて
「ボニンアイランド」と報告したためだそう。
浜で、小笠原固有種のムラサキオカヤドカリを発見。 ただ熟睡中で動いてはくれませんでした、残念😥
昨日歩いたメイン通り界隈でも見かける「タコノキ」ですが、
浜で育つ木は、根元の方のみに支柱のように根が伸びてます。
街中や山の木は、もっと上の方からもタコの足のように根を伸ばしてるのに…
👈見にくいですが、中央に三本の枝が立ってます。
これは、アオウミガメの卵がある印、因みに100個ほど。
こんな簡単な印で大丈夫なのか心配になります。
9月頃、小さな亀さんがここから這い出てくるそう。
無事に海に行けるのは何匹かしら?
そして戻ってくるのは…
なんとたった0.25%だそう😥
絶滅から救うため、昨日行った海洋センターが卵を回収し、
一年ほど育ててから放流し、少しづつ増えてはきてます。
年間130頭、食用が許されているそうですよ。
山のタコノキの気根は
下向きの枝みたい。
そしてこんな標識を発見。
あちこちで見かけたのに、タコノキのパイナップみたいな実の写真がない😢
この左のトウモロコシの粒の様なものが集まった球が、木の上になってます。
実が熟すとオレンジ色になり、パラパラッと落ちてくることがあるそう。
これがなかなか硬くて、危険なので、この標識が登場しました。
食べるためには、まず鉈で割るとか…
そしてその胚乳を取り出し、味噌やごま油で鉄火味噌のようにするそう。
ナッツの様に香ばしいらしい。
残念なことに口にする機会には恵まれませんでした😂
360度見渡せるという父島最高峰の<中央山>に向かいます。 と言っても319mです(笑)
ボニンブルーの海と青い空、白い雲。 何にもありませんが、それで充分です💕
いろいろ説明聞いたのですが、どれが*〇島でどれが△&島やら…???
👈コバノアカテツ
赤鉄の変種だそう。
私には赤というより金色に見えました。
この赤い葉が新しい葉っぱで、古くなると緑色に。
初めは枯れ始めているのかと思いました(笑)
スマホでは納められませんでしたが、
ムニンヒメツバキの白い花が森の上の方に。
道中では落ちてる花しか見えなかったんです。
また面白い標識発見。
アカガシラカラスバトは、
地上にいることが多く、
道路にも出没。
要注意です❗
オカヤドカリは海岸在住。
この辺りには
出てこないのでは?
👈ノヤギ
野良の山羊です。
港近くまで戻ってきたら、本物のノヤギがいました👇
ガイドさんはとてもたくさんの植物を紹介して下さったのですが、覚えきれず…写真も撮りきれず…
ある意味勿体ないことをしてしまいました。
「時間があるから…」と、立ち寄って下さったのは、
👈<国立天文台VERA小笠原観測所>
このお椀みたいなパラボラアンテナの直径は20mですが、
石垣島局・鹿児島県入来局・岩手県水沢局と共に同時に同じ星を観測したら、
銀河系全てを観測できる直径2300㎞電波望遠鏡になるそうな。
分かったような分からないような…(笑)
天の川銀河の地図を作りたいらしい…
私のような凡人には、「だから?」です😂
👇最後にもう一か所展望台によってボニンブルーを満喫💕
いよいよ父島ともお別れです。
「いってらっしゃい」の大きな旗を振って…
今年3月?に、友の知り合いが、にっぽん丸の
小笠原クルーズに参加したそうです。
ところが風が強くて上陸できず…
父島を目の前にしながら、戻ったそうです。
必ず上陸したいのなら、「おがさわら丸」と言ってました。
そんな悲惨な話を聞いていたのに、こんなにいいお天気に恵まれ、ラッキーでした。
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