小笠原クルーズ(7月15日 午後)
すっかり晴れ上がり、展望台に行く楽しみが倍増しました。
父島の西北にある<ウエザーステーション展望台>に向かいます。
途中、砲丸倉庫や武器庫・砲台跡を目にし、戦争に翻弄された小笠原の島々の歴史に胸が痛みました。
悲惨すぎて直視するのが嫌で歴史ガイドを避けたのですが、放置された大型兵器等が木々の中に見られます。
展望台に行くと、そんな哀しい歴史が嘘のように美しい景色が広がりました👇
<二見湾>の中央には<烏帽子岩>、その向こうは<野羊山>、その右上に小さく平たく見えるのが<南島>
更にその奥薄~く見えるのは<母島>だそう。
ここからザトウクジラを見ることもあるそうですが、この時期は避暑に出かけているとか。
今度は、アオウミガメ等の小笠原の生物を保護している<海洋センター>に向かいました。
👈アオウミガメの卵(この時期は本物です)
砂浜に産卵されたのを保護し、一部可視化。
大半はこのように砂に埋め戻されてます👇
いろんな事情で海に戻されない1.5mほどの大人亀や、一歳で放流されるまで滞在するちびっこ亀👇
👆キャベツや白菜は大人亀に、糊状の餌はちびちゃんにあげます。
駕籠に入れられ隔離された亀は、いじめられっ子や怪我してる子だそう。 亀の世界も複雑そう😢
1時間半ほどのラクチンツアーを終えて、再び漁船でにっぽん丸に戻ります。
今日は船内でも<ウミガメふれあいイベント>が催されます。
👈今朝生まれたばかりのベビー亀ちゃんは25gほど。
甲羅に印が
付いてます。
首から4つ目の6角形に
お腹の白い部分の一部を貼って印に。
そしてもうすぐ、「いってらっしゃい」
本日はいろんな意味で、亀尽くしでした。
部屋に戻る途中、ラウンジ『海』に立ち寄って、
アフタヌーンティーを頂くことに。
と言っても、飲み物とこれらのケーキだけです。
でも強い日差しを浴びてちょこっとですが歩いたため、
甘いものを切望(笑)
正直言って、とりたてて美味しくはありませんでした。
『春日』とは担当シェフが違うのかな?
部屋で大相撲を見て過ごします、NHKが入るので助かります。
そしていつもの『春日』で夕食。 今夜は和食。
👇胡麻豆腐・枝豆・合鴨山椒焼・バイ貝旨煮・手長海老甘露煮
お造りは、本鮪・カンパチ・アカマチ・イサキ。 流石い新鮮プリプリです👆
👇栄螺の壺焼き 揚げ物は、金穴子・海老・明日葉・舞茸・南瓜の天麩羅👇天つゆや小笠原の塩と共に。
👇豚肉と野菜の炊き込みご飯にしじみの赤出汁 デザートは、黒胡麻かのこ・無花果・パイナップル👇
今夜も主人は、ローストビーフを食べていました(笑)
何時もの事ですが、美味しいお料理をお腹一杯頂いて、アルコールの量もそこそこに…
なので、ライブやナイトシアターに目もくれず部屋に戻りました。
広くはありませんが、船室は快適なんです。
« 小笠原クルーズ(7月15日 午前) | トップページ | 小笠原クルーズ(7月16日 午前) »
「旅行(東京)」カテゴリの記事
- 小笠原クルーズ(7月18日)(2024.08.18)
- 小笠原クルーズ(7月17日)(2024.08.13)
- 小笠原クルーズ(7月16日 船内)(2024.08.10)
- 小笠原クルーズ(7月16日 午後)(2024.08.10)
- 小笠原クルーズ(7月16日 午前)(2024.08.08)
僕は孀婦岩を自分の眼でシカト見たいんですよ。
それにしても食事が良いな!安い部屋は春日には入れないから仕方ないですが、、
それと一品ずつ出てくるのは何ともリッチです。
投稿: よし坊 | 2024年8月 8日 (木) 08時49分
よし坊様、「孀婦岩」って有名なんですね、私は直前まで知らなくって、危うく見逃すところでした。
地底からまっすぐ伸びてるなんて信じられなくって、できることなら海中を覗いてみたいです。
今回朝食時、和食好きの主人が何故かパン食を選んだので、一回も『瑞穂』には行かずじまいでした。
ブロ友さんのご指摘で、『春日』に行けるよう手配したのですが、やはり大正解だったようですね。
信じられる信頼できるブログでの情報交換は、ありがたいことです、あらためて感謝です。
投稿: パンジー | 2024年8月 8日 (木) 23時04分
日本の南の島には否応なく戦争の記憶が刻まれていますから悲しいですね。
亀ちゃんたち可愛い!🐢
亀の世界にもいじめっ子といじめられっ子がいるんですね。たいへんだ💦
試練を乗り越えて、立派な亀に成長してくれるといいですね!
投稿: うつきよう | 2024年8月 9日 (金) 10時46分
うつきよう様、うっかりしていて、「世界遺産」ばかりに気を取られ、戦争にまで気が回っていませんでした。
オプショナルツアーの案内を目にして気が付くほどのうっかりでした。
ウミガメの産卵、そして孵化、海に戻っていく赤ちゃん亀…といった映像を見て、一度会いたいと思っていました。
5月~7月は丁度産卵時期になるので、ベビーとのふれあい企画が組み込まれます。
父島に宿泊すれば、運が良ければ夜の亀たちの産卵や孵化に立ち会えるのかもしれませんね。
強い物のみが生き延びて弱いものは淘汰されていく動物の世界は、自然ですが厳しいですね。
投稿: パンジー | 2024年8月10日 (土) 00時34分