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2012年10月16日 (火)

熊の古道ウォーク 第一回

新聞で見つけた『語り部と歩く熊野古道ウォーク 中辺路・小辺路編』。

一年かけて全9回で完歩を目指すというもの。

奈良からの送迎バス・お弁当付で、6回は日帰り、最後の3回は一泊二日しかもspaつきです。

最近「歩かなくっちゃ」と言いつつも、なかなか自然の中を歩くことなく過ごしてる我が夫婦。

早速申し込んだものの、主人は腰痛のためスタート地点につくことなく、早くもリタイア―。

私一人で参加してまいりました。

熊野古道には、平安中期から鎌倉にかけての上皇や法皇の御幸ルートである『紀伊路』と、

江戸以降、伊勢参宮後の旅人や西国33ヵ所巡りの巡礼達が通った所謂庶民の道『伊勢路』があります。

そしてさらに仏教の都高野山から続くのが『小辺路』。 6回目に行くところです。

田辺から紀伊半島先端串本を通り三山に向かう海沿いの『大辺路』もあります。

Dscf9013_2  地図中現在地というのが、今日の出発地点。

紀伊路から三山に向かう『中辺路』で、聖域の入り口として最も重要視されていた『滝尻王子』です。

出発の29日、明日には台風17号が近畿に上陸するという日ですが、奈良にはまだうっすら青い空。

Dscf9003 Dscf9004
JR奈良駅前には旧駅舎が保存され、奈良市総合案内所として利用されてます。 反対側の西口に集合。

奈良からの参加者は90名ちょっと、大型バス2台に分乗。 

こんなに人気があるとは… 正直驚きました。 女性が目立ちますが、御夫婦も多いようです。

途中、田辺市の紀州梅の里『なかた梅園』に立ち寄り、御買物(?)

梅干しや梅シロップ・梅酒を試食試飲。 歩く前にほろ酔いhappy01 ・・・???

梅回廊で工場を覗き見。 Dscf9009  Dscf9007

この大きな箱の中に梅干しが漬けられてます。 そして引き揚げられてこちらでパック詰め。              

紀州南高梅の種抜き干し梅を買いました。        Img_1005

暑い時、汗をかいた時、ちょっと胃もたれする時、海外での食中毒予防に愛用。

でも最近では日本の梅を使ったものはなかなか手に入りません。 困ったものです。

出発地点の滝尻王子には広い場所がない&若干雨っぽいので、バスの中でお弁当を頂きました。

Dscf9011_2 御当地のめはりずしが嬉しかったdelicious

バスを下りると、パラパラっと冷たいものがあたります。 レインコート着てスタンバイ。

ふっと山に目をやると、崩落の痕が見えます。 昨年9月の台風12号による被害。

Dscf9012_3 先ほど通った工事中の新しい道路も修復中だったのです。

路肩の欠損や土砂崩れで寸断された道路は、この辺りのことだったんです。 無知に反省。

熊野古道についての説明を聞いた後出発。  雨は降ってません。 レインコートも脱ぎました(ホッ)

Dscf9014 熊野古道って文化遺産なんですね。

てっきり自然遺産だと思っておりました。 『遺跡及び文化的景観』ということらしい。

Dscf9015 我がグループの語り部さんはまだお若い女性、かっこいい~heart

Dscf9016 滝尻王子の横手から背後の剣ノ山を登ります。

最初が一番きつい登りだとか…驚かされながら慄きながらえっちらおっちら、写真どころじゃありません。

殆ど一列。グネグネ曲りながら登ると、『胎内くぐり』が見えてきました。

Dscf9017 真ん中三角に見える所から左上に抜ける穴があります。

光がさしてるのがお分かり頂けるでしょうか? 身体ごと入らないと撮影は無理です。

ここを抜けると安産? でもこれを抜けるのは難産? もう関係ないし… というわけでまたえっちらおっちら。

Dscf9018 こちらは秀衡伝説で知られる『乳岩』。

子種を授かったお礼をいいに、身重の奥さんを連れてここまで来たら生まれちゃった❢

でも神様大事で、ここに赤ちゃんを置いて熊野詣に… 

子は狼に守られ岩から滴り落ちるお乳ですくすく育ったとか…

感激した秀衡さんはここに立派な伽藍を立てたそうですが、秀吉さんによって破壊されたそうです。

無茶苦茶な話ですよね、女としては許せません。  

「信じられへん、訳分からん」と行ってる余裕もなく更に上へ❢

Dscf9019 今度は『不寝王子(ネズオウジ)』。 

語源は不明だそうですが、語り部さん曰く、山賊たちに襲われぬようここで寝ずに警備していたとか… 

Dscf9020 道標1番。 500m毎にたってるそうです。 ということはまだたったの500mwobbly

Dscf9021 緩やかになると写真も撮れますが、ひたすら足元見ながら進むのみ。

次第に列が長く延びていきます。 時々休みつつ様子見つつ進みます。 このユックリがありがたい。
Dscf9025 3番の道しるべも通り過ぎ、展望台(飯盛山340m)に到着。

あいにくの御天気ですが、登り切った感じで爽快。 山の裾に集落が見えます。

再び出発。 登ったら下ります。 階段もあり石畳もあり… この石畳が遺構の特徴の一つなのに…

大きな道に出ました。   

Dscf9029 振り返ると先ほどの石畳が見えます。 暫し後続を待ちます。

再び山を登ります。 すぐに5番の標識が見え、そして『針地蔵』さん。 

Dscf9031 歯痛を治して下さるそうです。

Dscf9032_2 急な木の階段。 私は一服できましたwink

NHKのテレビ塔前で湿布を貼ってるおじさんに遭遇。 ここをすぎると民家が見えてきます。

栗の実がいい具合、食べごろです。 剥いたイガが籠一杯になってます。 足元にも栗が…

Dscf9035 曼珠沙華のラインに沿って歩いていきます。

道路と畑の間には鉄線の柵。 【高圧電線】って書いてあります。

何でも一番下の線はアライグマ、二番目は猪、三段目は鹿、そして一番上は猿対策だそうです。

大きなクスノキが見えてきました。 Dscf9036_2

高原地区の氏神で高原熊野神社です。 街道では最も古い神社建造物です。
Dscf9038 近くの高の原霧の里休憩所で一服。

「あんた、涼しい顔してるねぇ~」って言われて、ちょっと嬉しい私ですnotenotesnotenotesnote

全員揃ったところで栗栖川バス停方面に向かいました。 sign04sign03

出発が遅れたことや先のグループの進み具合がゆっくりだったこと等などでほぼ一時間遅れです。

再びバスに揺られていると、雨が降ってきました。 すれすれセーフです。

Dscf9039 途中立ち寄ったドライブインで見つけたビール。

バスの中でプシュ~ッと… でも周りにそんな雰囲気全くなし… 家まで持って帰りましたdown
Img_0002 そして嬉しい御土産。 第一回参加者だけが無料で頂ける押印帳。

Img_0003 Img_0004_2

添乗員さんが押してくれてます。 満足満足。 

語り部さんのお陰で、森林浴・ハイキングだけではない熊野古道ウォークが体験できました。

何があるというわけでもないのです。 ただあの空気感が気配が良かったです。

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コメント

熊の古道へ行かれた日、台風が近づいていたので心配しておりましたが
小雨程度でよかったです。
熊野へ行かれる途中の建設中の新しい道も土砂災害にあったのですか?
あの道が早く出来上がらないかと思っていたのに・・・・・。
お弁当には「めはりずし」そして「さんまずし」も入ってたようですね。
まさにご当地の味覚!美味しそうです。^^
熊の古道、同じ近畿圏なので ある程度 知ってはいましたが、バンジー様の詳しい
文章とお写真 熊の古道の様子がとてもよくわかりました。^^
ありがとうございます。
第一回をいかれたということは、2回、3回・・・・と参加されるのでしょうか?
楽しみが増えました~。^^v

ニャンさん、早速の御訪問ありがとうございます。
小雨というより全く雨にあわなかった…に近い気がいたします。
それほどラッキーでした(^^)v
私は熊野古道に対する知識はほとんどないまま臨んだので、とっても新鮮・目から鱗❢
はい、勿論完全制覇を目指し、もう第二回は申込終了です。
御期待の添えるよう頑張りますね。
いまはイタリアの写真の整理と小さなお遊びで超超多忙❢
暇な時もあるのに… 不思議です(^^ゞ

 わあ~!
 熊野古道完歩なんてすてき!

 「海尻王子」は横目に見ながら通り過ぎ、
 「牛馬童子」 と 熊野三山、「大阪坂」を歩いたのみです。
 真夏で、浴びたように汗だくになりましたが、
 なぜか、さわやかな印象が残っています。
 あの空気感や気配感は独特で、沁みるものがありますよね。
 一年間の連載が楽しみです。

 ときに、
 奈良駅、すっかり新しくなってたんですね。(行ったの、そんなに昔じゃない気がしてたのですが・・・)
 旧駅舎が残って良かったです。

熊野古道は思っていた以上に奥が深そうです。
殆ど1~2列歩行故、勝手に立ち止まったりしにくいのが難点ですが、
やはり語り部さんの説明を拝聴しながらだと、見えないものが見えてきます。
中辺地&小辺地のみですが、是非とも制覇したいとおもっております。
応援お願致します 
ニュー奈良駅は、さすが奈良だけのことはあって、
あの1300年祭には間に合いませんでしたが、綺麗に便利になりました。

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