2017年7月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
無料ブログはココログ

« トケイソウ | トップページ | 熊野古道ウォーク第九回:一日目(9月4日)part2 »

2013年9月13日 (金)

熊野古道ウォーク第九回:一日目(9月4日)part1

昨年九月から始まった熊野古道ウォークも、今回で最後。

9月4日から一泊二日で挑戦するのは、横綱級の険しいコース『大雲取越』。

いつもより早く奈良を出発、いつものように紀ノ川SA経由『古道の里ちかつゆ』で一服。

Img_0775                                                

 

もう稲穂がお辞儀してます。

稲刈りが終わった田んぼもみかけました。

台風対策でしょうか、早いんですね。

そう言えば、秋田の稲もこうべを垂れてました。

奈良ではまだまだツ~ンと上向いてます。

ここでお弁当を受け取り、バス移動中に昼食。

Img_0776_2                                                                                 

                                            
                                            
天気予報では雨模様ですが、まだ青空が見えます。                                               

今日のスタート地点は、

JR那智駅近くの『熊野那智世界遺産情報センター。

ここでバスを下ります。

近くに道の駅もあるそうですが、寄る時間はありません。

いざいざ出発sign03

歩きはじめてすぐのところに『浜の宮王子社跡』があります。

Img_0777Img_0781

本来この王子社は隣接の『補陀洛山寺』と一体だったそう。

(補陀洛とは観音様が住む綺麗な場所の意)

                                                                                  そしてここは、平家物語では平維盛が入水したところであり、補陀洛浄土に渡海する場所でした。

Img_0783 Img_0785

仏教の僧が命投げうっての修行の道を極めるために乗る船ですが、鳥居が据えられてます。

神仏融合、宗教にはおおらかな日本人です。

このお寺には樹齢推定800年、源頼朝死後に植えられた『伊勢平柿』の分身が青い実をつけてました。

樹勢が弱くなった貴重な古木を残すため、接ぎ木して育て同寺に植樹されたそうです。

本来ならここから山に入っていくのですが、警報が発令され「危険」ということで、車道を行く事になりました。

Img_0788                                                       

山の道『曼荼羅の道』を下りてきたら、ここに出てくるそうです。

途中の荷坂峠にあるのは、『尼将軍供養塔』。

源頼朝の奥方北条政子が、子供たちの供養のために熊野を訪れた際、

建立したものという事です。

 

 

曇天ですが、警報が出てるとは思えない雨も風もない状態で、

ウオーキングも軽快です。                           

Img_0789


先ほどの石碑近くにお地蔵さんを見つけました。

倒れてる看板には『荷坂の五地蔵』とあります。

語り部さんにお尋ねしたところ、

一の谷の合戦で亡くなった平敦盛の供養をするために

作られたといわれてるそうです。

お地蔵さんは奥の方でおしくらまんじゅう。

前に置かれた数多くの五輪塔の方が目立ってしまって…

若くして亡くなった敦盛。

幸若舞の演目となりお能となり…

歴史上マイナーな武将でありながら、超有名。

それにしてもどなたが建てたのでしょうか…

この車道の下は熊野古道です。  人の住む街故、致し方ないですよね。

こんな道を10分程行くと、『市野々王子社』に着きました。

Img_0791 Img_0793 Img_0799                                                                           

Img_0797横手には、『郷蔵』

一見したところ石垣の様ですが、

これは柱を一本も使ってない石積み構造の一種の蔵。

この地の貢米を保管していたそうです。

横線が揃っていて反物を並べてるように見えるので、

「布積み」というそうです。

とても珍しい石積み構造で、今や貴重な民俗資料。

 

雲が次第に厚くなってきました。 低くたちこめ始めた雲で山も見えにくくなってきました。  

Img_0801                                           

おぅ~、あれに見えるは…

那智といえば、那智黒飴。 

その御当地ソフトを食べずして…  無念なりsign01

今は悔しいかな、それどころではありませんweep

でもとっても残念。

この先にもあるといいけど…

ああ気になるぅ~sign03

 

Img_0807                                                            

 

 

通りの向こうに古道ウォーキングらしい道のスタート地点、

『大門坂』の入り口が見えてきました。  

世界遺産の石碑も雨に煙ります。

雨が落ちてきましたが、それほどでもありません。

用心の為はいたレインパンツの中は汗でじっとりしてきました。

ダイエットにはいいかも…なんて軽口叩きながら坂を上ります。

細い舗装された道。

両脇に民家があります。

その中には、南方熊楠が那智山中の植物調査の為三年間滞在した『大阪屋旅館跡』(左)があります。

こちらに滞在中、熊楠さんは那智原生林伐採計画を耳にし、保護に尽力。  現在に至るわけです。

大阪屋さんは大正末に廃業、熊楠さん常宿の離れは昭和初期に焼失してしまったそうです。

                                                  Img_0808_2  Img_0809 

                            その向かいには、かつての関所の遺構(右)が残ってます。

Img_0810                                            

石の鳥居と朱塗りの小橋が見えてきました。

手前には『下馬碑』。

どんなに位の高いお方でも、ここからは馬を下りて、

自分の足で歩かねばなりません。

そしてこの鳥居をくぐれば聖域。

生臭いもの一切持ち込めません。

那智参詣曼陀羅にも、この鳥居の前でお弁当ひろげ、

中身を平らげてるお方が描かれてました。

なかなか曼荼羅図もじっくり拝見すると興味深いものです。

当時の生活が垣間見られ、面白い発見ができます。

その奥の朱塗りの『振ヶ瀬橋』を渡れば、

いよいよ俗界とサヨナラです。

 

Img_0813この杉木立の中を歩きます。

迎え出てきた両脇の二本の大きな杉の木は樹齢800年夫婦杉。

でも実は地下で根はつながっており、一本の木だとか… (・_・;)

どちらが殿でどちらが奥方か…sign02

Img_0816


写真左の木は

手を差し伸べてます。

右は知らん顔。

さぁ~て、どちらが

どちら?

我家なら… coldsweats01

Img_0817こんな石段を登っていきます。

ただひたすら… shoe shoe shoe shoe shoe shoe shoe 

                                
Img_0821                                  

 

 

そして九十九王子最後の一社の

『多冨気王子』

「多冨気」は「手向け」の意味だそう。

 

 

 

 

杉に囲まれた石畳の坂を登ります。 何があるわけでもない、でも何かあるような…そんな気が漂ってます。

Img_0824_3 Img_0826 Img_0830

267段600mの石段も終わり。 登りきって開けたところに、大門坂の名由来の大門があったそうです。

Img_0832_2


何の変哲もない大きな敷石。

でもこれは『清明橋の石材』

花山法王が那智山に籠った時にお供した安倍清明は、

この付近に『清明庵』という庵を結び、近くの橋を「清明橋」と呼んだそう。

駐車場を作るにあたり、壊したこの橋の石材をこの場所に移しました。

やはりたたりが怖いのかな?

気がつかないで通り過ぎて行く人が多いそうです。                  

                                                                                                               
そして那智山駐車場に到着。  お土産物屋さんもあります。  軒先でちょっと一服。

そして見つけちゃいましたheart04

      Img_0835      Img_0836 scissors lovely

黒飴の味がほのかにします。  備長炭に関しては分かりかねます(笑)  嬉しい再会にすこぶる満足 delicious

この後、熊野三山最後の那智大社に向かいます。

本降りの雨で、カメラの中に水が入ってしまいました。

なんだか焦点が合わせにくい、水滴を拭いても拭いても効果無し…  不安が募る一方です coldsweats02

今日のゴールまで、いえ、できるなら明日一日、持ちこたえくれ給へsign04

 

« トケイソウ | トップページ | 熊野古道ウォーク第九回:一日目(9月4日)part2 »

旅行」カテゴリの記事

コメント

 一年たったんですね~。
 一度も欠席なさらず熊野古道完歩、すごいすごいeyeshine
 感慨ひとしおですね。
 おめでとうございます。

 はーいpaper
 大門坂、歩きましたよshoe
 石畳と杉木立。 印象深い道です。
 この回だけはお仲間に入れてもらえそうです。
 黒飴ソフト? 無かった気が…
 食べてみたかった…
 那智黒の招き猫は買いましたけどcat

 いよいよ那智大社ですね。
 雨が気になりますが…
 結末やいかに?
 楽しみです。

ようさん、『大門坂』は熊野古道らしさを保ちながらも歩きやすい道。
ちょこっとハイキングにはうってつけの場所です。
ここさえ押さえれば、修行にはなりませんが熊野の空気を満喫できるかも…
さすがようさん、押さえどころはきっちりと…
黒飴ソフトは、ございませなんだか…あらっお気の毒…(といいながらちょっと嬉しい私…)
でも那智黒猫お買い求めなさったんですね。
どうしようかなぁ~と思ってる間に通り過ぎてしまいました(笑)
続き、頑張りますね。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« トケイソウ | トップページ | 熊野古道ウォーク第九回:一日目(9月4日)part2 »