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2013年9月15日 (日)

熊野古道ウォーク第九回:二日目(9月5日)

五日朝、やはりどんよりした空。

でも天気予報によれば回復傾向にあるとのこと、レインコート要らないかな?

朝風呂を疲れない程度に楽しみ、朝食済ませ、いざいざ出発 sign03

何と外は雨 rain  リュックの底の底に入れたレインコートをひっぱりだし身にまといます。

やはり最後の最後まで…   『傘要らず女』完全に返上、『雨女』のレッテルべったりにチェ~ンジ sweat02

船で岸に渡り、バスで那智大社おひざ元の駐車場に向かいます。

Img_0889                                                      

ぱらつく雨の中、レインコート着て出発です。

昨日横顔を下からのぞき見た『大門』。

昨日はこの左手を進んで、那智大社に御参りしたのですが、

今日はこの大門をくぐって直接青岸渡寺に行きます。

それにしても立派な門です。

大雲取越の登り口は、この『青岸渡寺』の裏側にあります。

西国三十三観音霊場一番札所である青岸渡寺。

昨日の御賽銭の効果が出るかな?  今日一日お守り給へ think 

 

 

大雲取越登り口の道標に従って階段を上り、杉林の中に入ると石畳の上り坂。 ず~ッと上り…

妙法山への分岐点や二の滝への分岐点を経て、やがて植樹祭で整備された那智高原(大戸原)に出ます。

Img_0892 Img_0895 Img_0900

那智高原公園には那智滝と同じ長さ133mの滑り台あります。 雨に煙って見にくいですね、<m(__)m>

更に石畳を登り続けます。  出発点青岸渡寺は標高330m、高原公園で520m、

Img_0905そしてここ『登立茶屋跡』680m。

茶屋跡と言っても、杉が育ってしまい広場はありません。

崩れかけた石垣が目印…

Img_0908_2                                
                             
                              
こんな登り坂や

平坦な道が

交互にやってきます。

ありがたいことに、

雨が止んでます。

なんだかこんな坂…

峠を目指します。                                        

 

昨日の雨のお陰で、草木土が水をふくみ、川がなくても涼しい爽やかな風が頬をなでてくれます。

Img_0912『舟見茶屋跡』に到着。

ここから太平洋が見えるんですって sign03

まだすっきりしない空ですが、海が見えます。

ここから船も見えるから、舟見茶屋。

なるほどね…

肉眼だと、昨夜の宿『浦島』もかすかに分かります。

ここでレインコートを脱ぎ、お弁当を広げました。

当初予定より一時間遅れ。                                                                     

そしてImg_0911こんな縄を頂きました。

最後の坂に備え、滑り止め配布です。

荒縄・麻縄…  目にするのも久しぶり…

荒縄は切れやすいので麻縄の方がいいと聞いたことあります。

それにしてもどんな坂なんだ?  

不安が広がります。

Img_0915
舟見峠(標高888m)を登ったら、やはり下らねばなりません。

『亡者の出会い』と呼ばれる八丁坂を下っていきます。

山で飢えて死んだものが【ダル】と言われる悪霊になって、

峠を越える旅人に取り憑くそうです。

それでもこんな緩やかな明るい坂なら撮影もできます。

次第に薄暗くなると、その雰囲気になってきます。

ポケットの飴が救世主になってくれると信じて下り続けます。

急な下りを終えると『色川辻』。

林道と交差してます。

更に、小川と並行した道を下ったり登ったり、林道と交差しながら…                                                                                                       

Img_0918視界が開けてきました。

『地蔵茶屋跡』に到着。 ここでコース半分強です。

まだあと二つ峠を越さねばなりません。

トイレの施設もあるので、ここで小休憩。

Img_0922

地蔵堂です。

中には32体のお地蔵さんがいらっしゃるそうな。

元は33体。

一体は小口に祀られてるそうです。

ここで大変な事が…

お一人足がつってしまい、もう歩行困難とか…

林道はありますが、2011年の台風で道路は寸断され車両通行不可と、出発前に説明がありました。

観光協会に連絡とろうにも、どの会社の携帯も通じず… wobbly

ドコモ携帯所有の語り部さんが一人とにかく連絡付く所まで先に行く事になりました。

ツアーガイドさんが付き添いで残り、我ら2グループが一つに合体して出発する事に…

標高700mの地蔵茶屋から石畳の急な登りを終えると、そこは石倉峠(805m)

Img_0925石畳の急な下りをおり、更に石畳の急な登り坂。

こんな所を一列になって黙々と歩きます。

何とか連絡が取れ、タクシーが来てくれる事になったようです。

本来はダメなんですよ、ルール違反緊急時の特別措置。

再び地蔵茶屋で待ってる方に知らせに行かねばなりません。

大変です。  心配ですが、私達も足元要注意。

これ以上怪我人が出たらもっと大変。

30人ちかい大所帯ですが、皆顔見知りの仲間たち。

無事にゴールしたいものです。

初めからバス待機なさった方、早々にあきらめた方、

皆バスで首を長くして待ってる事でしょう。

越前峠(870m)に到着。  ここからは下るのみ。  3km強の距離で一気に800m 下ります。  

それも苔むした古い石畳の道。  で、登場するのが先ほどの縄。                                         Img_0929     

三重巻きにします。

丸結びして、端を靴紐に通してほどけないように…
                                       

太いので結びにくいですが、何とかできました。

「この縄を過信しないように。滑るものは滑る」

確かにそうだ、滑るものは滑る❢ 気をつけねば…

膝を痛めぬよう、腰に負担かけぬよう…

この下り坂を『胴切坂』と呼ぶそうです。 急な下り坂で、腰から下が見えないからだそうです。

いよいよ最難関(?)に挑戦です。

Img_0934 Img_0937 Img_0940

急です、滑ります、危ないです。 でもコロンコロンと苔むした石並がとっても綺麗です。

とてもカメラ片手では歩けません。 いくら壊れかけたカメラといえどもまだ惜しい。 それにわが身も…

Img_0942 Img_0943

こんな苔むしたお地蔵さんと出会いました。 お守りくださいね。  

下りてきた急斜面をバックに撮りたい一心で、お地蔵さんの向きを変えた方がいらっしゃったそうです。

そのせいで、お地蔵さんだけ苔がはげちゃってます。  気持ちは分かります、でもあるがままを… cameraeye

Img_0945
『楠の久保旅籠跡』に着きました。

この大きな石はこの旅籠の裏にあったようです。

「南無観世音菩薩」と彫られてます。

やはり修行の道なんですね。

この先の道端の石にもいろいろ彫られた跡がありました。

土地の人なのか、旅人なのか分かりませんが、

祈りを込めて彫られたのでしょう。

またまた急な石畳の下り。

『中根の旅籠跡』通り過ぎてすぐに、大きな石に出会います。

Img_0950私達は下ってきてるので、まずは上から見てます。

そして下りてから振り向くとこの写真。

『円座石(わろうだいし)』です。

今は苔むして分からないのですが、

上面の模様が藁やイグサで丸く編んだ敷物に似てた…

熊野三山の大神の『御茶屋処』とされたためか、

三山の神々がここに座って談笑したという話も…

石上部には三つ梵字が彫られてます。

左から、観音仏(那智)、薬師仏(新宮)、阿弥陀仏(本宮)を表してるそうです。

Img_0952

円座石で標高は260m。 

あと200m下りればいいのですが、まだまだ石畳の急な下り。

土の部分を探そうにも見当たらず…

脚力も弱ってきてるのでしょうか、

「きゃぁ~」「わぁ~」「ズルッ」といった声や音が聞こえてきます。

そういう私もツルッといきかけ、ドキッとしました。

荒縄が切れ始めてきました。

切れ端を踏まぬよう気をつけて…

あともう少し…sweat01

無事到着。 薄暗くなってきたので心配しましたが、無事日没前に到着。

まだ店じまいしないで待ってくれてたお店に直行、ビールをGet scissors

先ほどの方も無事にバスに着いておられました。  再会を祝し…happy01  よかったよかった。

でもとても遅れてしまいました。  途中はトイレ休憩だけにしてお買い物無しで急ぐ事になりました。

男性を締めだし、バスの中で着替えます。  慌ただしいけど、仲間意識増大で、なんだかいい感じです。

今回GETして帰ったものは、那智大社の那智黒石で作られた干支守りと、語り部さんが下さった梛の葉。

そして完歩証明手形。             

Img_0888 Img_0957

バスの中では、beerと手持ちのおやつで乾杯です。

皆は、「今度どこ行くの?」 「富士山かな?」 「私は琵琶湖一周」 「なんかパンフレットありますかぁ~」

わたしはもういい。 少なくても○回コースで制覇するようはウォークは止めとく事にします。

意地だけで歩くので、自分の体力・技術を越えてしまってえらい目に逢う or 迷惑掛ける事になりそうだから…

でも屋久島には行きたい、縄文杉に逢いたい、富士山で御来光見たい云々。

また夢はひろがります。

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コメント

おめでとうございます。

やりましたね。

すごいです。

尊敬いたします。

ありとあらゆる賛辞を、パンジー様に贈ります。

 まずは完歩おめでとうございますpapershine
 なかなかできることじゃあ、ありません。
 いかにツアーといえど、長い長~い行程ですもの。
 憧れる人、多いんですよ~
 でも全行程を実行に移すのは難しい…
 その全行程拝見できて、とてもラッキーです。
 私など、ちょっとハイライトを歩いただけで「行ってきた」と言ってるくらいですから、
 胸張って自慢しちゃってくださいgood
 その価値、絶対あります!
 それにしても、最後のおまけが雨とは、めいっぱい修行させられましたね。
 beer美味しかったでしょうねdelicious
 けっこうな急斜面の連続を歩かれたのですから、
 縄文杉も富士山も、射程圏内ですともscissors
 

shinmamaさん、インスブルグの山々を踏破&制覇なさった方にお褒めいただき、恐縮致します。
私的にはこれが限界です(笑)
ところで、今回初めてスマホでコメントを拝見し、公開し、そして返信に挑戦してみました。
無事にコメントにお返事届くかしら?と、どきどき中。
shinmamaさんには、「なにを今更‥」と笑われそうですね。
まっ、何事も初めの一歩から‥   では、【送信】

ようさん、しんどくても富士山と縄文杉は制覇したいものです。
飽くなき挑戦を続けていきたいものです。
このコメントもスマホからの挑戦。
理科系だったはずのアナログ人間の挑戦(笑)
こちらは胸張って自慢するより、さらっとこなしたような顔してる方がいいかしら?

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