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2014年2月16日 (日)

悠久のアンコール遺跡探訪*1月11日partⅢ

三時、再びアンコールワットに向かいます。

前にも申し上げましたが、アンコールワットは西方浄土の方向(西)に向いて建てられてます。

そのため、ヴィシュヌ神を祀るヒンドゥ教寺院且つ王の墳墓だったのでは…とも言われてます。

東西1500m、南北1300m、お堀と石壁に囲まれてます。

800pxawatplan04colours1_3

■:石壁の外回り(は今朝見たヤシの木)

:境内?( は日の出を見た所)

:池(は池に映る朝焼けを見た所)

:西塔門

:他の門

:象の門

:経蔵                               

:テラス

黒い線は渡ってきた橋および参道です。

白い三重の回廊に囲まれた部分中央に本殿が建ってます。 黒い小さな丸印は塔です。

本殿には高さ65mの中央塔を中心として四方に尖塔が建ってます。 例のとうもろこし頭です。

そして回廊には、ヒンドゥの伝説やデヴァター(女神)や王侯貴族たちの浮き彫りが飾られてるのです。

今朝お猿さん達がいた所から camera   ここからだと中央祠堂の尖塔の先っちょが少~し覗くかどうか程度。   

この西塔門にはかつて3本の尖塔がそびえてましたが、現在は上部が倒壊してしまってます。

Img_0425  Img_0429

ここでも結婚式heart04  うっかりすると、着飾った介添え人と新郎新婦を間違えてしまいそうです coldsweats01

Img_0551Img_0550橋前には寺院を守る、

シンハ像とナーガ象。

共に観光客に人気です。

壊れてる事が多く、

このナーガは復元、

横のシンハは顔が消失。

こちらのシンハは

口の辺りが欠けてます。

受難の日々ですね。

可哀そうに…

橋を渡り上の地図のを歩きます。  

おやおや…今朝見たヤシの木にぶら下がっていた筒を持ったおじさんが歩いてますよ。

どうも蜜の回収にやってきたようです。  「どうやって採るのか見たい、見たぁ~い」と私がわめきます coldsweats01

Img_0430 Img_0431

ヤシの木を見上げるおじさんにガイドさんが 「○※▽α◆♯*◎?」 「△★§Ω×」

何でも「しんどいから一服してからしか登らない」とのこと。  残念sweat02

後ろ髪引かれながら西塔門の中にはいると、高さ4mのヴィシュヌ神。 御参りの人が絶えません。

「触ると足が治る」そう。     こちら砲弾のあと。   中央門入ってすぐの南面壁にあるデヴァター彫刻。

Img_0434 Img_0433 Img_0441 

☟アップ 「ここをさすればいいのかな?」   このデヴァターは歯を見せて笑ってるんですよ ☟アップ

Img_0436_3 Img_0441_2_4

Img_0443_2門からは、石畳の参道が本堂まで延びてます。 その長さ350m。

途中で椰子蜜を売ってる…さしずめカンボジア製スポーツドリンク❢

そして欄干は、いつものようにナーガの体。 

Img_0444歯? 牙?

顔は溶けかけてる?

摩耗や破損が

進んでます。

雨ざらしですもの、

仕方ない?

 

参道の両側に、経蔵や聖池が左右対称に配されてます。 

真っ直ぐ行くと、地上界と天上界の接点である十字型テラスに辿り着き、その先の大塔門から寺院の中へ。

残念ながら修復工事中で、このまま参道を進んでもテラスからは入れません。 池に沿って北側に回ります。

Img_0451今朝見た辺り(北側の池)から、再度撮影。  

(写真右に修復中の門とテラスの一部が写ってます)

もう人だかりもありません。蓮の花はも消えてます。

Img_0455野生のサルが、

一生懸命、

椰子の実を

食べてます。

警戒心皆無 impact

現在のお寺は池の北側に建ってます。 屋根の上にはナーガ。

てっぺんの細いのが尻尾で、軒先の方に睨みを利かせた(?)顔があります。

Img_0446  Img_0453

この前には屋台も出ていて賑やかです。  猿がやってくるのは、おこぼれ狙いなんですね。

修復中の塔門の脇に造られた仮設の木造階段で中に入ります。 

第一回廊(東西200m、南北180m)入ってすぐ、西面北側。

ここには古代インド叙事詩『ラーマーヤナ』の『ランカ島の戦い』がレリーフで描かれてます。

  Img_0456

恥ずかしながら、世界史で聞いた名前ではありますが、その内容は忘れたというよりとんと知らず…

ヴィシュヌ神の化身ラーマ王子が、誘拐され幽閉された妻シータを救い出すお話。

縁あって猿王ハヌマーン率いる猿軍の援軍を得、ランカ島で魔王ラーヴァナ軍との戦いに挑む…

長髪で耳の長い人の姿をしてるのがラーヴァナ軍で、サザエみたいな渦巻き頭が猿軍です。

☜ 猿王ハヌマーンの肩の上で戦うラーマ王子。Img_0460_2

人がよく触れる所は黒くなってます。

そいう所はくっきり写真に収められますが、

他は白く光って思うようにいきません <m(__)m>

肉眼ではくっきりはっきり分かったのですが…

☟20本の腕と10個の頭を持つラヴァーナ。

 最後にラーマ王子の矢が心臓を貫通。

Img_0463_2

人が多かったり、我がカメラと腕のせいでなかなか上手には撮れません。 

そして、北面西側の『神々の戦い』及び東側の『クリシュナとバーナ』の写真は見つかりません weep

東面北側の『ヴィシュヌ神と阿修羅の戦い』も…  行けなかったのかな? 人が多過ぎたのかな?

東面南側の『乳海撹拌』   ヒンドゥ教における天地創造の物語です。

呪いで失った能力を取り戻すため、不老不死の薬『アムリタ』を手に入れようとした事がきっかけ。

神々だけでは力不足故、アスラに「半分あげるから…」と協力を求めたのです。

そしてヴィシュヌ神の化身である巨大亀クールマに大マンダラ山を乗せ、大蛇ヴァースキでぐるぐる巻きに。

その頭をアスラが、尻尾を神々が引っ張ると、山が回転し海がかき混ぜられ、やがて乳の海となった。

この撹拌は1000年続き、乳海からいろんな物が生まれ出てきます。 最後にはアムリタをを持った医神が…

その後もいろいろあるのですが、とにかく聞いてて面白い、人間臭い神の話に親しみを持ちます。

下のレリーフには、その綱引き撹拌作業が描かれてます。

中央の大きな人?がヴィシュヌ神で、その下の円盤の様なのが、彼の化身の亀クールマ。

                                       
                                         
神側 ☞Img_0520

采配を振るうヴィシュヌ神の頭上にいるのは、シヴァ神。                 ☝アスラ側 

その左右で踊ってるのは、元祖チアリーダーの天女アプサラ(乳海撹拌で誕生しました)。

次は南面東側。  『天国と地獄』のレリーフです。  

Img_0531壁画を三層に分けて、死後の世界である天国は上層に、

地獄は下層に描かれてます。

そしてどちらに行くのか裁定を下す様子は中層に。

左の写真」では、天国がきれてしまいましたが、

いづくも同じ、宮殿が建ち平穏な極楽世界。

真中の輿に乗ってる方は、裁定待ち。

地獄では剣?棒?を持った人が痩せこけた人たちに

責め苦を与えてます。

他にも磔刑にされ体中に針をさされたり、

動物に襲われていたり、串刺し、火あぶり…と、

とてもとてもリアルで細かいです。                       

 

        ☟水牛に乗って18本の手に剣を持つ閻魔大王。 

        Img_0529

王族らしき人が従者引き連れ、裁定の下る中層に向かってます。 

かつてはレリーフは金箔で輝いていたそうです。  この馬の頭にわずかに金箔が残ってる…みたい…

       Img_0532              

Img_0521                                                      

レリーフばかりでなく、天井も綺麗です。

ここの天井は、フランスが修復したそうです。

蓮のモチーフでしょうね。

                                                      
                                                      
                                                     
                                                        
                                                        
                                                       
                                                       
                                                      
                                                                                             

☟南面西側は偉大なる王『スールヤヴァルマン2世の行進』

Img_0533 

象で出陣です。 日傘の数が多いほど偉いお方。  傘の数で、ある程度身分が解るのです。 

スールヤヴァルマン2世はアンコール王国を統一した偉大なる王で、このアンコールワットの創設者。

王はヴィシュヌ神の生まれ変わりとされ、壁画ではヴィシュヌ神と同じように描かれてます。

Img_0539 

出陣前に占い師(右端)に謁見するスールヤヴァルマン2世。 占い師が背後に座る大将を推挙。

☟ところどころにクメール文字を見かけます。 これでレリーフの人物が判明することもあるそうです。

Img_0538 Img_0541 木は菩提樹。

出陣する時の下々の姿です➹ 鍋釜持っていたり、食料運んでる人とか… 当時の生活を垣間見られます。

西面南側には『マハーバーラタ』の『クルクサットラの戦い』が描かれていましたが、判読不能な写真ばかり。

東西南北の壁に二作づつ計八つの話が、全長760mのレリーフで展開されているのですが、

どの部分を切り取ってもストーリーがあり、思っていた以上に見応えのあるものでした。

ぼや~っと眺め、説明聞いて、改めて注視し…の繰り返し。  写真に収めきれません。

是非とも訪問されることをお薦めいたします。

第二回廊に向かう前に、その正面にある『十字型中回廊(プリヤ・ポワン)』に行きます。

下のアンコールワットの平面図で、位置関係がお分かり頂ければいいのですが…。

Watmap61_3

:プリヤ・ポワン

:エコーポイント

:沐浴池跡

:墨書
                     

第一回廊では、

□のレリーフが、

―で見られます。

 

 

今までは、この外枠の第一回廊を左の大塔門脇からで示したレリーフから時計回りに歩いたのです。

沐浴池の跡の一つ。 あちこちの柱に彫られてるのはバラモン教のお坊さん。 元は仏像でした。

☟●                  ☟ ポルポト時代に彫り直され、膝は高くヘアスタイルもチェンジ。

Img_0467 Img_0465 Img_0468

そして高尚な「いたずら書き」の『森本右近太夫一房の墨書』もここにあります ☝★

「寛永九年正月初而此所来/生国日本/肥州之住人藤原之朝臣森本右近太夫/一房/

御堂心為千里之海上渡/一念/之儀念生々世々娑婆寿生之思清者也為/

/其仏像四躰立奉者也/摂州津池田之住人森本儀太夫/右実名一吉善魂道仙士為娑婆/是書物也/

尾州之国名谷之都後室其/老母亡魂明信大姉為後世是/書物也/寛永九年正月丗日」 とあるそうな。

肉眼だとわずかながらも読める字があるのですが…  墨がにじんで分かりにくいです。

父親を弔うために参拝し、ここを祇園精舎と信じて仏像を4体奉納した時のサインです。

左に見える細い線字は、本当のはた迷惑なだけのいたずら書きです angry punchannoy

Img_0464_2十字回廊の中心あたりには、

まだ色彩の残ってる天井が見られます。

アンコールワット完成当時には、

柱や天井は漆で朱塗りが施されてたそうです。

花型の紋様が、とても綺麗です。

さぞや華やかだったことでしょう。

柱の上部にも彫刻が施されてますが、

この部分では劣化が見られました。

十字回廊を出て17段の石段を登ると第二回廊です。

いろんなお話を聞いて、頭の中がパンクしそうになりながら、今度は第二回廊の見学です。

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コメント

 今まで拝見してきたお写真の位置関係が良くわかりました。

 アンコールというと、
 外観を撮った写真は多く見ますが、
 内部の様子を拝見できるのは貴重です。
 レリーフがきれいに残っているんですね。
 戦いの場面は、すごい情景だったりしますが、レリーフの見事さにじっと見てしまいますね。
 
 日本のお寺や仏像と同じように、
 つくられた当時は色彩があざやかだったり、金箔で輝いていたりしたんですね。
 さぞ華やかだったでしょうね。

 中身濃いですね。
 長い年月、よく残っていたものです。

ようさん、お返事遅くなり申し訳ありません。
鯖は美味しかったですよ、お値段は知りませんが、まさしく日本の「何とか定食」です。
鰐は皮だけ使う?  でも美味しいとも聞くから…  確認してません (p´□`q)゜o。。
アンコールワットのレリーフはとにかく圧巻です。
200m近い壁一面にあるので、壁平行にカメラを構えないと大きすぎて納まりません。
どうしても途中にいる観光客の背中がどアップになって…(笑)
ほんとに「よくぞ残ってくれていた」と、感動しました。

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