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2014年3月 7日 (金)

悠久のアンコール遺跡探訪*1月13日partⅠ

とうとう観光最終日、シェムリアップ市内観光です。

いつも以上に朝はゆっくり…   そして最初に向かったのは、『クメール伝統織物研究所』です。

Img_0815IKTT、つまり Institute for Khmer Traditional Textiles です。

京都の手描き友禅職人だった森本喜久雄さんが、

旅先の博物館で出会ったカンボジアの絣。

この伝統の絹織物を復活させようと研究所を設立。

お蚕さんを育て、その餌となる桑の木を植え、

                    染料となる材料も自分たちで賄う…

そんな全てがカンボジア製自家製の絹織物を目指し、『伝統の森』まで作っちゃいました。

日本では幻になりそうな天蚕(天然のお蚕さんが吐き出す天然色の絹糸)。

ベトナムでも見たあの黄色い糸、カンボジアのお蚕さんはどんな色を出すのか興味津々です。

Img_0808 バスで5分ほどかしら? 

研究所というより日本の土間みたいな雰囲気。 

なんだか懐かしい空気すら…

大勢いるのに静かです。

子連れのお母さんもいらっしゃいます。   

糸を紡ぐ人、織る人、染めるために糸を括る人…

みんな自分の仕事に集中❢

 

森本さんの説明を受け(勿論日本語)、見学して回ります。   流石の色です、この黄色 heart04

 Img_0810 Img_0812

ポル・ポト政権時にベテランの織手さんたちは激減しました。

そのため、その昔200種類以上のパターンがあったというカンボジア特有の緯糸絣(ホール)も消滅寸前。

日本でもどこでもそうですが、こういったものには図面が存在しません。

村のお年寄りの横で見たり教わったり、そしてやがて織り始め、その経験や想像力で紡ぎだされます。

機械化するためには、こういったものを図式化する必要がありますが、ここではみんなの頭と心で充分。

☟彼女は、自分の頭の中にある絣を織るために芭蕉の葉で作った紐で糸をくくってます☟

Img_0811 Img_0813 白いのが芭蕉の紐。

このくくられてる白い所が染料に染まらず、地の色(ここでは黒っぽい緑)が出ます。

黙々と自分のイメージを布に託す女性たちの邪魔にならぬよう、森本さんの説明を聞きながら…eye

傍で勉強してる子供たちが、興味深そうに私達を目で追ってます。

二階には彼女たちの作品が、いろんな形の商品として陳列されてます。

ヨーロッパから買い付けに来られた思しき人と、森本さんが何やら話しながら握手。

商談成立かな?  オートクチュール界にもここの布が使われてるそうですよ。

Img_0814 ☜IKTTで使われてる天然染料  

A:不明  

B:ライチの幹(黒&灰) 

C:ココヤシの皮(茶&ピンク)

D:ラック・カイガラムシの巣(赤&紫) 

E:ベニノキの種(紅色かな?)

F:藍 

G:ブーゲンビリアの葉(淡黄) 

                               H:アーモンドの葉(黒)    

Cocolog_oekaki_2014_03_07_08_57 ↓はミョウバンです。

abは日本の繭、ceはカンボジアの繭、dはタイの繭です。

1・2共にカンボジアの絹糸ですが、2が漂泊も染色もしてない自然の色です。

この綺麗な黄色を緯糸に、経糸にはカイガラムシで染めた糸を用いた布が広幅で7m弱ありました。

「これで着物を作ろうsign03」   絣柄の大判のスカーフを一枚とはぎ合わせたら素敵なのができそう lovely 

森本さんまで巻き込んで、ヤァヤァわぁわぁ大騒ぎ…

うっかりして買った布地の写真を撮るのを忘れてるのに、今気付きました。

呉服屋さんが右往左往しながら「ああでもないこうでもない」と設計図書くのに苦労してるはず…coldsweats01

どんなアイデアが飛び交ってるのか、そしてどんなデザインを持ってくるのか楽しみに待っております。

ツアー仲間のお一人がブラウスを作ることになさいました。 

単純なデザインなら、帰国までに間に合うそうです。  大急ぎで布地とデザイン決めて…

とても満足    森本さんはじめスタッフさんに「できたら、写真送りまぁ~す」

燃え尽きた感で、次の目的地市場に向かいました。

 

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コメント

 わあ!
 楽しみですね。

 上田紬の地元に住む者として(といっても、詳しくありませんがcoldsweats01
 どんな布地か、できあがりがどんなか、
 ブログアップも楽しみです。
 

ようさん、私も着物友も楽しみにしてるのですが、まだ何の連絡もありません(笑)
「誰や、こんな仕事引き受けたの❢」と叫んでる方がきっといるはず…coldsweats01
もうじき呉服屋さんにお会いする用があります。
「どうなってるん? 考えてくれてる?」と、ちょいと脅しかけておこうかと思ってます。

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