顔見世(12月18日)
昨年も恒例、顔見世に行ってきました。
チケット購入時、12月4日を第一希望にしてましたが、取れず、第二希望の18日になりました。
4日なら父の手術の日、とてもではありませんが来る事叶わなかった…
運がいいのか悪いのか、東京での友との交流にもこの顔見世にも、父の入院騒ぎの影響なく…
それでも日々病院通いの私には嬉しい息抜きです。
寒いので外の写真は諦めました。
今回は、片岡仁左衛門様の『土蜘』が見たくってお昼の部に参加。
夜の部には、4代目中村鴈治郎襲名披露の『口上』があります。 その祝い幕が掲げられてました。
正直あまり興味のない4代目鴈治郎さんですが、息子さんの壱太郎さんは気になります
昼の部では、『碁盤太平記』の大石主税役のみですがちょっと楽しみ…
祝い幕は、右に大きな糸菊、左に輝く芒、4羽の雁が描かれ、「4代目」を彷彿とさせます。
月に向かって飛んでる赤い雁は、この度の4代目鴈治郎さんを表してるのでしょうね。
そんな事を感じながら、幕が開くのを待ちました。
演目は、『碁盤太平記』、舞踊の『吉野山』、『河庄』、松羽目物の『土蜘』
お能でも派手な『土蜘』ですが、やはり歌舞伎になると、もうひとつ豪快で華やか。
投げられた千筋の蜘蛛の糸をくるくるっと丸める様も楽しく、とても満足した一日でした。
これで暫く気分良く元気に病院にも通えます(笑)
« 何の大群?(12月14日) | トップページ | KANE FACTORY 制作フルーツケーキの一年 »
「おでかけ」カテゴリの記事
- 大とんど(1月15日)(2018.01.29)
- 吉例顔見世興行(12月1日)(2017.12.24)
- 大津プリンスホテルへ(10月22日)(2017.10.27)
- 『バベルの塔』展へ (10月7日)(2017.10.09)
- 例 (?) のバーへ (9月15日)(2017.09.23)
息抜き、気分転換、必要ですよね。
お父様はお元気でいらして安心とはいえ、
病院というところは、なにもなくても気の重い場所ですものね、お気持ちよくわかります。
なるほど・・・4羽の雁。
幕もそうやって見るんですね。
私など、ただ漫然と眺めそうです。
電線の鳥はなんだったのでしょうね。
カラスの仲間で大勢で群れるのがいるそうですが、果たしてそれかどうか・・・
気になりますね、 知りたいですね 。
投稿: うつきよう | 2016年1月30日 (土) 01時11分
うつきよう様、歌舞伎に何度か足を運ぶと、そんなメッセージが見えてきます。
そしてプログラムで答え合わせです(笑)
襲名披露の口上も楽しいですが、こんな祝い幕の謎解き?も面白いですよ。
「月」「芒」「雁」は成駒屋さんのシンボルなんですって。
中央の「イ菱」は鴈治郎さんの定紋、「菊」は「喜久」で吉兆。
そんな事をいつのまにか少しづつ憶えてしまってます。
そして例の鳥軍団、「つぐみ」なんて可能性あります?
雀やひよ・カラスほど鳴き声があまりしなかったのが不思議でした。
謎のままです、こちらの謎解きにはカメラ持って待機する必要あるかもしれませんね。
投稿: パンジー | 2016年1月30日 (土) 08時24分