舞台

2024年12月25日 (水)

吉例顔見世興行(12月5日)

今年も、南座へ顔見世興行を観に行くことができました。

夜の部の片岡仁左衛門さんも魅力ですが、最近とみに年齢を感じ残念に思うようになってきてます。

昼の部の『蝶々夫人』は拝見したことありませんし、『大津絵道成寺』の一人五役の早変わりの方に魅かれました。

この一人五役は愛之助さんがなさる予定でしたが、11月末の怪我で休演、中村壱太郎さんに変更になりました。

興行直前での変更で大変だったことと察しますが、私的には壱太郎さんになって期待倍増です😂

Pxl_20241205_010546092mpお天気は上々Pxl_20241205_011011558



何時もの景色ですが、

スマホで…



   



南座でしか見られない

「竹馬」です👉



Pxl_20241205_012824354mp👈顔見世第一週目は花街総見。

本日は上七軒の舞妓ちゃん・芸妓さんでした。

以前上七軒歌舞練場でのビアガーデンでお会いした

御姉様と遭遇(笑)

ちょっと嬉しかったです。

舞台はとっても良かったです。

壱太郎さんの蝶々夫人も一人五役も良かった (*^^)v

でも鬼役では迫力不足かも… 女形が素敵です💕
これからの活躍を見ていきたいと思いました。

2024年12月 6日 (金)

11月文楽公演へ(11月14日)

いつものように、友と文楽公演に出かけました。

今回は二部制で、一部では「仮名手本忠臣蔵」の大序~四段目まで演じられ、通しで観ることも可能。

魅力的ではありますが、朝からず~っと拝見する体力も気力もなく、二部だけにしました。

演目は、「靭猿」と「仮名手本忠臣蔵 五段目~七段目」

因みに、初春文楽公演の二部では八段目と九段目が演じられるそうです。

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くろごちゃんファンド(国立劇場基金)で集まった寄付金をもとに👆文楽の肩衣・袴と三味線用肩衣・袴各10組、

更に人形遣い用肩衣4枚、人形遣い用袴10枚が新調されたそうです。

Pxl_20241114_064249311mp文楽の世界も頑張ってます。

👈こんなコーナーが設けられていました。

頭飾りのないお人形ですが、結構重い。

実際はもっと高い位置で人形を遣うのですから、

さぞや腕力がいるのでは…

お姫様の頭になるとどれほど重くなるのかしら?

ちょこっと体験させていただいただけで、

また改めて違った目で拝見することができました。

2024年11月 3日 (日)

観月能(10月16日)

今年もお誘いいただき、奈良の友と【厳島観月能】に出かけることになりました。

演目は、仕舞【松虫】【班女】【是界】そして人間国宝の喜多流能楽師でらっしゃる友枝昭世さんによる【黒塚】。

週間予報では雨っぽかったのですが、私達が広島に着く頃には青空がのぞき始めました (*^^)v

今回の宿『宮島グランドホテル有もと』に荷物を預け、広島の友と合流したのは『GEBURA』
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広島県瀬戸田のレモンを使ったレモンシロップ 👆 が魅力的で、「広島レモンジンサイダー」を頂きました。

お喋りに花咲かせてる間にチェックインの時刻に。

ホテルに戻り、着物に着替え、簡単な夕食を頂きます。

Pxl_20241016_090541802有難いことに月が顔出してきました。

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運がいいと、大喜びです。

着いた頃は干潮でしたが、もう大鳥居の足元には水が…

でも舞台周りにはまだ波は来ていません。

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何時もなら舞台正面なのに、今回は橋掛りの前、仕舞を拝見する時は目付柱が邪魔でした😢

でも【黒塚】になって気が付きました、橋掛りでの見せ場が多いのです。

そして黒塚の時には目付柱が全然邪魔にならなかったんですよ。

有難いお席に感謝感謝です💕  お天気にも恵まれ、本当に幸運たっぷりの夜でした。

ただ、友枝氏に衰えを感じたのは否めません。

初めは面のせいなのか?広い空間のせいなのか?と思いもしましたが、昨年はそんなことなかった…

体調でも崩されていたのかしら?やはりお年のせい? 少し残念に思われました。

2024年8月23日 (金)

夏休み文楽特別公演(8月1日)

国立文楽劇場開場40周年記念の「夏休み文楽特別公演」に行ってきました。

第一部は親子劇場で、子供向けの楽しく解り易い演目、私達は第二部の『生写朝顔話』で長い舞台です。

暑い🥵昼間ですが、友と頑張って着物で出かけました(笑)

Dsc_1210 Dsc_1212左は、『山祇祭祀傳』の

人形で、巫女と宗。

今日の演目ではなく、

今年7月に映像演目として

インターネットの公開の

作品で使われた人形で、

ちょっと独創的なお衣装

右は、親子劇場の演目

『ひょうたん池の大なまず』のごんべえさん。




第二部は、すれ違ってばかりの一目惚れした殿方を見失うまいと訪ね回る女心のお話。

「まるでストーカーだよね、もうちょっと冷静に考えれば…」なんて突っ込み入れながらも涙😖涙

一時半開演でしたが終演したのはほぼ五時半。

舞台の感想を胸に、友と4人、以前より行きたかったイタリアンのお店に向かいました。

文楽仲間のお友達の息子さんがなさっているお店で、とっても小さなかわいらしいお店です。

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Dsc_1218_20240821225101コースではなく、友がおすすめ料理をChoice

盛りだくさんの前菜に、パリパリ川の鶏、

食べてしまって何が何だか分からないお皿(笑)

パスタは二種類をシェア

からすみとブロッコリーのペペロンチーネと、

白海老とフルーツトマトのレモンバターソース。

間に、鴨のタリアータ赤ワインソースを頂きました。

デザートは、ヘーゼルナッツと無花果のアイス。
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料理はすべてお一人で、お運びのスタッフもお一人、なのに段取り良くスムーズなこと❗

美味しかったです💕何もかもが…

ワインもすべて彼のお眼鏡にかなったもののみを仕入れ、料理に合う物を選んでくださいます。

美味しい物を作るのが大好きで採算度外視なのが心配だとか… 😅

機会あらばまた行きたいお店です、否、積極的に行く用を機会を作ります💪

勿論、帰りの電車の中の話題は、文楽の感想よりももっぱらお料理の話になりました。

2024年5月12日 (日)

4月文楽公演(4月14日)

Dsc_2553今回は、国立文楽劇場40周年記念で、豊竹若太夫襲名披露も。

歌舞伎の襲名披露は拝見したことありますが、太夫のは初めて。

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今回は、2部の「団子売り」「豊田呂太夫改め十一代豊竹若太夫襲名披露 口上」と

襲名披露公演の「和田合戦女舞鶴」に「釣女」、更に 3部の「増補大江山」を観ます。

Dsc_2554👈和田合戦女舞鶴の市若丸のお衣装が飾られていました。

いくら忠義のためとはいえ、自害した息子の首を差し出す…

なんて理不尽な…😱

お衣装拝見しただけで涙が出てきそうです。

Dsc_2557_20240427111301十一代目

若太夫👉

御挨拶に

いらっしゃって…

笑ったり泣いたり…忙しかったわ(笑)

口上は歌舞伎界のとさして違いありませんでした。

3部の大江山で、美女が鬼に変身するのを見たくって、急遽当日チケットで拝見。

一瞬で様変わりするのが見たくって…  

目の当たりにしたのですが、人形の造りがどうなってるのかさっぱり分からない…

「機会あれば、舞台裏で人形を拝見させて頂きたいね」と、異口同音。

楽しい1日でした。

2024年1月20日 (土)

初春文楽公演(1月8日)

今年初のお出かけは、大阪日本橋にある国立文楽劇場、劇場前もロビーもお正月です。
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Dsc_1960本日拝見するのは第一部。 お正月らしい「七福神宝の入舩」と

猿回しが魅力の「近頃河原の達引」👇
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第三部に出演予定の八百屋お七の人形が飾られていました👉

舞台が始まる前には、緞帳三枚が、紹介がされました。
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Dsc_19552左上は、「蒼流悠松図」住江織物製作

右上は、「四季扇面彩の舞」川島織物製作

左は、「有職道長文様」川島織物製作

いつものように文楽を楽しく拝見しました。

でも友とのお喋りはそれ以上(笑)

お昼を御一緒しても話の種は尽きません。

でもそんな華やいだ気分も、デパ地下に入ると消えてしまいました、とっても残念。


2023年12月30日 (土)

顔見世興行(12月22日)

恒例の年末行事『顔見世興行』の夜の部を観に、京都に行って参りました。Dsc_1935

私の遊び計画もこれが今年最後、集大成です。

今年はコロナ前の状態に復帰しました。

コロナの間は三部制でしたが、元の二部制に戻ったんです。

なのでほぼ5時間、たっぷり演目を楽しむことができます。

以前のように幕間に頂くお弁当を調達し、南座へ。

いつもように南座前は人がごったがえってます。

狭い歩道に、南座に入る人、記念撮影に勤しむ人、

興味深そうに立ち止まる人、通行人が入り乱れてもう大変💦

今回もいいお席を確保できました。

Dsc_1937なんと通路挟んだ隣席に舞妓さん4人とお姉さんが…

完全にお仕事バージョンなので華やかです💕

豪華なお衣装や花簪に目が奪われてしまいます。
   Dsc_1939

Dsc_1942今回、市川團十郎白猿&市川新之助の

襲名披露の口上が夜の部の第二演目です。

株式会社伊藤園さんが提供した祝い幕(👆)と

👈村上隆さんデザインの祝幕です。

これには歌舞伎十八番の全ての演目が

デザインされているそうです。

久しぶりの「普通」の顔見世は、楽しかったです。

ゆっくりたっぷり年の瀬を満喫できました。

2023年12月24日 (日)

11月文楽公演(11月25日)

文楽鑑賞も、今日が今年最後になりました。

第三部の「冥途の飛脚」を拝見することに。

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Dsc_1896👈飾り人形は、第二部の「奥州安達原」の安倍貞任。

高さ1mの人形です。

でも舞台で操られる人形は1.5mもあるんですよ。

今回の舞台「冥途の飛脚」に、

「なんでこんなしょうもない男に惚れるの」、

「何であなたまで死ななきゃいけないの」

なんて突っ込みは入れずに、

大人しく素直に拝見。

そしてやはり感動してしまいました(笑)



2023年11月 5日 (日)

東大寺狂言(10月16日)

東大寺開山良弁僧正1250年御遠忌に合わせて東大寺狂言が催されました。

野村万作さん・萬斎さん・裕基さん、三世代による舞台です。   迷いなくチケット購入しました。

かなり冷え込んだ夜でしたが、お天気には恵まれ、ありがたかったです。

Dsc_1661edit近鉄電車に乗ると、なんと『ならしかトレイン』👇でした。

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噂には聞いていましたが、乗るのは初めて💕

「鹿まみれ」です、つり革も可愛い👉

開場時刻六時半、もうすっかり暗くなりました。 
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Dsc_1667とてもいいお席で、舞台はほぼほぼ真正面。

舞台が高く演者さんの足元が見えないのが残念。

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こんなに冷え込んだら楽器の調整も大変なのでは…

万作さんによる「木六駄」、祐基さんの「茸」、そして萬斎さんの「ボレロ」です。

もう92歳になられる万作さんが立ったり座ったり右へ左へと難なく演じられるのに驚かされました。

「茸」は笑いたっぷりで、バレエでしか観た事なかったボレロも新鮮で、とっても楽しい一日になりました。

2023年8月 3日 (木)

松竹座へ(7月5日)

何かの記事で、片岡仁左衛門さんが「俊寛」を演じるのは最後ということを知りました。

大阪松竹座開場100周年記念の 7月大歌舞伎の夜の部。

彼に限らず、「今は忙しいので次回に」とか「また今度でも」と思ってる間に観逃した舞台は多いです。

拝見したい俳優さんがお怪我や病気で出演できなくなったり、諸事情で事件を起こし舞台に立てなくなったり、

そんなことが今相次いでいます。

片岡仁左衛門さんも体調不良で休演されることが増えてきました。

もう主役なさることも少なくなると思われます、それでも存在感はあるのですが…

ファンとしてはどうしても最後の『俊寛』を観ておきたくなって、残り座席を探したところ、いいお席を発見。

花道のすぐ横、かぶりつき状態のお席です。  但しお一人様だけ…

なので主人を置いて一人出掛けてまいりました(笑)Dsc_1254_20230802231201

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あいにくの雨でしたが、私は殆ど傘要らずで済みました。

松竹座前には、外国観光客の姿が多くみられました。

そして中にも、以前よりたくさんの外国の方が見にいらしてました。

最初弱々しい仁左衛門さんの声に「御歳のせい?」と、少し淋しい思いもしましたが、

最後の離れ行く船に向かって叫ぶ声は、力強く流石でした。

考えて見れば、長い間孤島に流されている俊寛が元気よくはお話する方がおかしいですよね。

久々に舞台に集中して拝見することができました。  一人もいいものです(笑)

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